アートディレクター西野純子のブログです。
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仕事のスピード

1つ前の記事で
ダラダラ仕事するのではなく
メリハリをつけて仕事する、ということを
書きましたが、それに関連した内容で
タイムリーに目にした動画がありましたので
紹介します。

ラストスパート型ではなく
ロケットスタート型を推奨しているお話ですが
私も同じように考えていたので、すごく納得。

ソフトウエアエンジニアの方のスピーチですが
デザイナー業界にも通じるお話です。
以下にシェアします。

スクリーンショット 2017-05-01 22.27.27.png
動画は →コチラ

いつも「スケジュールを前倒しでやりなさい」とか
「先手で仕事しなさい」とか「早めに提出しなさい」とか
みんなに四六時中注意したり、指示したりしているのですが
私は「後手が嫌い」です。
「ちょっと嫌い」ではなく「すごく嫌い」です。

明日できることは明日にまわす、というようなことがイヤで
今日前倒ししてでもできるだけ終わらせる、という主義です。
最後にバタバタしたり間に合わないのは、
その時点の問題ではなく、スタートダッシュができてないから、
というのが原因だったりします。
その仕事だけ集中して最後までできることはほとんどなく
途中で想定外のことが入ってくるのは9割以上ですから。
後半に時間が足りないと、クオリティも下がります。

最初にやっても後でやっても同じじゃないか?と
思っている人がいるかもしれませんが
それを見事に「違う」と、わかりやすく否定してくださっていて
すっきりしました(笑)

そうです。そういうことなんです。
大事なのはペース配分。
やみくもに始めるのではなく計画性が必要で
ロケットスタート型であること。

本当に「スピードは最強の武器」なんです。
 

西野さんがいつもお仕事の時に心掛けて実践し、会社の方にもそうすべきとご指導されているのは、どんな仕事、どんな作品にも自信を持って欲しいと言う気持ちの現れではありませんか?

仕事のペース配分は非常に重要なことで、その出来栄えにも関わって来ますね。
仕事に100%の出来はなかなかありませんが、100%に近づけることは出来ます、時間の余裕があれば。
時間の余裕が無く、慌てて仕上げた仕事には自信を持てないし、多少見栄えが良くても自分で納得していなければ、説得性が無く自信も持てず面白くない。
仕事には相手があるので、この有限な環境の中で、如何に自信の持てる仕事に仕上げるか?自分が起こすことができるアクションは何か?
西野さんが会社の方に説いていることは、シンプルでいて、本当に重要なことなのですね。

別件
自分が思っていることを他の人が代弁してくれる時って、テンションが上がりますよね。思わず「そうそう!それなんだよ」と相手が居ないのにツッコミを入れたりして。
Kurukuru _mac | 2017/06/03 3:58 AM
Kurukuru_macさん

コメントありがとうございます。
おっしゃるとおり仕事の完成度に「自信をもつ」
ということもあるのですが
クライアント様にとって
最善のご提案ができているかどうか、
という想いの方が大きいかもしれません。

自分自身の自信作というより、
作っているものが課題解決になっているのか、
世のため人のためになることなのか、
それを自信を持ってご提案できるのか、
という意味での「自信」ということかと思います。

対価をいただく以上は当たり前のことなので
あえて言うことでもないのですが・・・。



西野純子 | 2017/06/05 7:23 PM
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