アートディレクター西野純子のブログです。
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2018 謹賀新年

あけましておめでとうございます。

昨年は、たくさんの方に大変お世話になり
支えていただきまして、深く感謝申し上げます。

今年は7月に創立10年を迎える年です。
10年前、経営の「け」の字もわからず、
起業してしまったため、試行錯誤というよりも
無茶苦茶の連続でしたが、
夢をあきらめずになんとかやってきました。
全ては、お客様や社員、周囲の方々の支えによって
成立しているので、本当に有り難いことだと思っています。

今年は支えていただいた周囲の方々にお応えできるように
構想を一つずつ実現していく年にしたいと考えています。
弊社は以前から、組織力としてのパフォーマンスを
上げることに注力してきているのですが、
昨年の私の目標の一文字は「醸(かもす)」を掲げて
年初めに社内で組織としての力を
発揮していくことの大切さについてお話ししました。

近年、同業界の残念な出来事が散見されますが、
上に立つ者のモラルや組織としての未熟さから
起因していることが多いと思っており、
弊社では、キャリアが長かったり、
デザインやコピーといったクリエイティブの
能力だけ高くてもチーフやディレクターにはなれません。
組織の中での管理能力があるかどうかが
最も重要視している部分です。

クリエイティブ力を軽視しているのではありません。
むしろ、対価をいただいている以上、
クリエイティブ力は高いレベルを追求することは
当たり前と考えています。
それ以上の差別化できるアドバンテージがないと、
淘汰されてしまいます。

個人主義が主流だった業界ですが
それでは、様々なニーズにお応えしていくことができません。
私たちに、本当に望まれているアウトプットというのは
単に素敵なデザインやかっこいいコピーということではなく
課題解決したり、結果を出すことです。
それにはいろいろな他分野の知識も必要ですし、洞察力も必要です。
個々では限界があり、多くの人の経験値や知識が
複合的、多角的な視点で検討されて
アウトプットしていかないと実現できません。
それを組織の中で取り纏め、提案し、結果を出すのが上に立つ人の役目です。

よく弊社は「デザイン会社」と言われますが、
もともと私自身、制作内容は「デザイン」といったものには
全くこだわっていません。
デザインでなくても、クリエイティブの力で
お客様の課題解決になるものであれば
いろいろとチャレンジしてみたいと思っています。
それを実現させていくためにも「デザイン力」だけが高いことは
よくないと考えています。

この10年、それをずっと念頭に独自の方法で
試みてきましたが、10年の節目の年にあたり
それをさらに実現していけるような1年に
していきたいと考えています。

これまでの10年の経験値を財産に
これからの10年、
i:stはさらに飛躍しつづけてまいります。

本年もご指導ご鞭撻のほど
どうかよろしくお願い申し上げます。


 

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