実は、イーストバウは広告デザインではない畑違いのところから
転職した人が多いのです。
今だと、新入社員のS君を除いたら、社長自らも含めて異業種経験者です。
プロダクトで家具デザイナーだったI君、
WEBデザイナーだったUさん、
エディトリアルデザイナーだったIさん、
グラフィックでも広告をやっていなかったTさん、
しかも、広告デザイン業界経験が数ヶ月〜1年くらいの人が6人中4人もいます。
でも、なんらかデザインに携わっていたという意味では
全くの異業種ではないかもしれませんね。
私の場合、大卒時就職したときはデザイナーですらなかったので
一番異業種経験者です。だから異業種経験はむしろ大歓迎なのです。
大事なのは、「デザインすることが好き」とか「創ることが好き」という気持ちと、
向上心、熱意、そして日々努力することです。
良くないのは、「未経験だからよくわからない」ということを盾にして
いつまでも甘えてしまうことです。
仕事している以上、経験値に関わらずプロフェッショナルでなくてはいけないです。
私がデザイン業界に初心者で就職したのが26才でしたから、
「未経験」に甘んじている暇すらありませんでした。
最初に教わった上司が、初心者の私を直クライアントに連れて行き
なぜだか「経験3年目です」と紹介しました。
その時点で、「知りません」「わかりません」が言えない状況になりました。
その後クライアントからも厳しい事を言われましたが、要は
手取り足取り教えてもらえる年齢をとっくに過ぎていた、ということです。
そう考えると、
今私はみんなに手取り足取り丁寧に教えてあげている方だと思うけど・・・
(え〜、そうでもないよ、と言われるかもしれないけど)
未経験のブランクを早く取り戻してもらいたい気持ちから
時には「怒り」ながら「教えて」います(笑)
異業種経験は、後に必ずプラスにつながるときがあります。
スタートが遅れた分は、取り戻す気持ちで人一倍がんばれば、
追いつく事はできます。そうなれば過去の経験も武器になるわけですから
自分の強みをいかして仕事していくことができると思うのです。